アトランタの商業化された通りに足を踏み入れた人は、そびえ立つ摩天楼と複雑に絡み合うハイウェイを眺め、この街を今日ある形にした豊かな文化に思いを馳せることだろう。



まさにアトランタは、アメリカ合衆国のなかでも最も商業化された都市のひとつである。近年の急激な人口の増加や都市開発を経て、いまやアトランタの経済発展は北米中の羨望の的であり、‘ニューサウスの首都’と呼ばれている。アトランタ都市圏の人口は470万8,297人だが、そのうち中心部の人口は42万5千人のみである。



アトランタの周辺部は、ビル群やハイウェイが建設される遥か以前から存在していた。かつては、クリーク族やチェロキー族といった先住民が、オクラホマに移住させられるまでアトランタを居住地としていた。ほどなくして、ウェスタン・アトランティック鉄道Western & Atlantic Railroadのターミナル駅となり、それがこの街の名前の由来となったといわれている。1847年、アトランタは市の正式名称となった。



続く南北戦争時代の多くの戦闘を克服したこの街は、‘フェニックス(不死鳥の)シティ’とあだ名されるようになった。今日でもアトランタのシンボルがフェニックスを模しているのはそのためである。